妻のもえです。
また最近サボり気味で夫が更新すると聞いて、私もその波に乗ることにしました。
タイトルから既にわかった方もいると思いますが、3月22日公開の「4月になれば彼女は」を観ました。
読書感想文ではないですが、、映画を観て私が感じたことを備忘録。
原作者の川村元気さんは世界から猫が消えたなら、億男を観たことがあります。
どちらかと言えば前者に似たような雰囲気です。
冒頭にタイトルを長澤まさみさんが恋人に提言します。自然とその答えを考えながら、映画の描写から感じられるのか考えながら観ました。
ここからはネタバレになりますが、、
タイトルの答えは「手に入れないこと」
最初に考えたのは、「手に入れない」というワードをなぜ選んだのか。
私なりの解釈は「手に入れる」という動詞は、「手に入れられていない」、欲しいと思った感情から手に入れることで「満たされ、完了した状態」であり、
「満たされてしまった状態」であると。
愛を続けるためには「手に入れない」=付き合ったり、結婚したりした状態で「満たされてしまわない」ということなのかなと。
よく結婚がゴールではなくスタートであると言いますが、それを代弁しているようです。
でもどうしても女子は特に30歳までに結婚したいとか、結婚をまるでゴールのような、
目標のように口にしてしまいますよね。。
次に、「愛を続けるには」という言葉にも引っかかりました。
映画を観た後に、「愛することを続けるには」だったか、どうだったかわからなくなり、
この言葉の意味も考えると「愛」という名詞にしている理由は「愛する」とは
両者ではなく、一方が相手を愛することだけを指しているようで、
「愛」とは「愛する」者同士の間に生まれた感情を意味しているような気がします。
だから、片方が愛するための努力を怠った場合、愛は生まれず続けることができない状態になってしまいます。
では私がこの「愛を続けるには」の回答として何を持ってくるかなと言葉を選ぶと、
「理解したと思わないこと」です。今の私だと。
これからの夫婦生活で変わってもそれはそれでよし。
一緒にいるうちに相手のこと、相手の感情を感じられますが、
こういう人だよね、こういう時悲しいと思うだろう、嫌だと思うだろうと
理解した気にならないようにしようと気をつけています。
もちろん、やっぱりねって思うこともありますが、知らないうちに私と「同じところ」「共通の価値観」だと感じた感情に焦点を当てて、お互いの共通点が多いと感じ、
きっとこう思うだろうと先走ってしまいそうになります。
それが合わなかった時ぶつかってしまいます。自分の両親がよく喧嘩し、私ともぶつかってきたからこそ。
家族なのになんでわかってくれないんだろうと。
夫婦関係においてはその沼にハマりたくないと思っています。反面教師。
結論として、映画では結婚なんてしないほうがいいという男友達が揺さぶりをかけてきますが、
結婚とは?なぜ彼女は離れてしまったのか?という物語を通して、愛について考えさせられました。
やっぱり映画は普段意味を深く考えていない言葉を考え、自分の考えや価値観を考えるきっかけになります。
昔から私は他人から影響を受けやすいタイプとネガティブに捉えていましたが、逆にいうと影響を受けられる物が多くて、感情や価値観を見直す機会が多いということ。
自分の芯がないわけでなく、全てを吸収するわけではなく、その中で自分の考えに取り入れるとしたら、という視点で考えています。
久しぶりに投稿したらつい語ってしまいました。適度に吐き出さないとですね。
桜、散る前に見に行きましょう🌸
ちなみに前回の画像は私が去年の春、柳川の川下りから撮影した写真です。今の待ち受け。
待ち受けってもう言わないのかな。ホーム画面?ロック画面?
もえ